JAみやぎ登米

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JAみやぎ登米のこと

概要

 みやぎ登米農業協同組合は、平成10年4月に登米市(旧登米郡)8町8JAが広域合併して発足しました。
 管内の東を北上川が、西を迫川が北から南へと流れ込み、その豊富な水源は生活用水のみならず、稲作を中心とする農畜産業を支える農業用水として非常に重要な役割を果たしております。

 また、北上川の東方は北上山地が縦走する山間地域となっており、迫川の西方は国内2番目のラムサール条約(※)指定登録湿地である伊豆沼および長沼があり、毎年多くの渡り鳥が訪れます。管内の中央に広がる肥沃な穀倉地帯は県内有数の『米どころ』を形成し、管内全域で環境保全米運動を展開しております。

 ※ラムサール条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。ラムサール条約は、地球規模で移動する渡鳥を保護するために、国家間で協力して水辺の自然「ウェットランド」を保全することを目的とした環境条約です。

名称

 みやぎ登米農業協同組合(愛称=JAみやぎ登米)

代表者

代表理事組合長 佐野 和夫

本店所在地

 宮城県登米市中田町石森字駒牽265番地の1
 TEL: 0220-23-8011
 FAX: 0220-23-8807
 E-mail: s-mu@ja-miyagitome.jp

経営理念

「地域環境を守り、食と農を通じ、心豊かなくらしに貢献します」

クレド

「向上心」(ambition)
わたしたちは、現状に満足せず、自ら課題を見つけ、創意工夫し解決に向けてチャレンジします。

「チームワーク」(teamwork)
わたしたちは、お互いを尊重し、共に成長し続けます。

「信頼」(trust)
わたしたちは、信頼を高め、地域になくてはならない存在を目指します。

事業内容

営農指導・農畜産物販売、信用(JAバンク)、共済(JA共済)、生産資材購買、農業機械・自動車、燃料、LPガス、福祉、生活、葬祭、資産管理

組合員数

正組合員 12,196人
准組合員 2,759人
合計 14,955人

(令和5年3月31日現在)

主な事業量

出資金 61億3,870万円
貯金 1,464億1,706万円
貸出金 337億2,633万円
購買品取扱高 99億3,229万円
販売品取扱高 150億4,011万円
長期共済保有高 4,989億8,995万円

(令和5年3月31日現在)

役職員数

役員 33人
職員 542人

(令和5年3月31日現在)

職場健康作り宣言
「職場健康作り宣言」をしております
(クリックすると拡大します)

SDGsへの取り組み

JAみやぎ登米は「SDGs」に取り組んでいます。
(クリックすると拡大します)

事業所数

本店(7部、1室、19課、1担い手センター)、支店(3エリア基幹支店、6よりそい店、3共済センター、3営農経済センター)(令和5年4月1日現在)

ローンセンター1か所、カントリーエレベーター7か所、ライスセンター1か所、水稲種子センター1か所、水稲種子温湯消毒施設1か所、有機センター7か所、胡瓜選果場1か所、配送センター1か所、JAグリーン1か所、カーライフセンター1か所、LPガスセンター1か所、農機センター3か所、給油所8か所、デイサービスセンター3か所、葬祭会館3か所、(令和5年4月1日現在)

ディスクロージャー

JAの農畜産物

「米・畜産・園芸」による環境保全農業

 登米地域は、400年以前の伊達藩でも有数の米どころとして知られており、以後、脈々と米づくりがつづけられてきました。北上川と迫川の豊富なミネラルが田んぼに供給されるとともに、近代畜産経営が取り入れられ、良質な堆肥が田んぼに還元されることで豊かな耕土が形成されております。

 「米・畜産・園芸」の三本柱を基軸とした環境保全農業に取り組み、消費者へ安全・安心な農産物を提供するとともに「登米産ブランド」の確立に向けて取り組んでいます。

環境保全米の取り組み

 「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう!」を合言葉に、管内全水田面積の9割にあたる約8,300haで「環境保全米」の栽培に取り組んでいます。環境保全米(Cタイプ)は生産過程における、化学合成農薬の使用回数が、当該地域で慣行的に行われている使用回数の1/2以下、及び化学肥料(窒素成分)当該地域で慣行的に行われている使用量の5割以下の栽培方法により生産されたお米です。この取り組みは販売提供先の評価もよく、価格は慣行栽培された米よりも高く取引されており、「売れる米作り」の先進的な取り組みといえます。

 この活動は全国的にも高く評価され平成18年3月には、稲作部会連絡協議会が『第35回日本農業賞の大賞(集団組織の部)』を受賞し、平成27年10月には、生物多様性の保全に優れた活動をする企業や団体などを表彰する、第4回いきものにぎわい企業活動コンテスト(国土緑化推進機構などが主催)において、環境を保全する米栽培と平成18年から環境保全米のほ場で実施している「田んぼの生き物調査」の取り組みが評価され「農林水産大臣賞」を受賞しました。

 調査を通して赤とんぼの幼虫やミナミメダカなど、全国的に生息数が減少している生物を確認しており、調査活動には消費者や米卸、農薬メーカーなど多くの人が参加しています。

 JAでは今後も継続して環境保全米づくり運動と生き物調査を実施し、環境保全型農業を推進していくこととしています。

 また、環境保全米運動は、県下全域にその取り組みが広がり、活動の先駆者としての役割を担っております。

第35回日本農業賞の大賞(集団組織の部)を受賞しました

第4回いきものにぎわい企業活動コンテストで農林水産大臣賞を受賞しました

全国有数のみやぎ登米産牛

 畜産は米とともに、県内第一位の販売額となっております。特に肉牛は「みやぎ登米産牛」(仙台牛)として、年間約4,500頭を仙台食肉市場、東京食肉市場に出荷しており、生産量だけでなく質においても全国から高い評価を得ています。

安全・安心な野菜の提供

 「きゅうり」と「キャベツ」は野菜生産の主力であり、国の指定産地として県内一の生産量を誇っています。また、「サイボーグ009とめきゅうり」、「地中海キャベツ」、「もっこりニラ」等はJAみやぎ登米統一ブランドとして市場出荷しています。また、学校給食への食材提供など「地産地消」運動に積極的に取り組んでいます。

平成21年度「優良農業協同組合表彰」受賞

 平成22年3月5日に開催された全国農業協同組合中央会第56回通常総会において、全国700有余のJAの中から平成21年度「優良農業協同組合表彰」を受賞いたしました。

 この表彰については、毎年度全国のJAの中から1~4JAが受賞しており、今回の受賞は現在の県内広域合併JAでは初の受賞となりました。

 表彰にあたり、宮城県農業協同組合中央会から推薦書(全22ページ)を全国農業協同組合中央会に提出しておりますが、その中でも特に評価された主な内容は次のとおりです。なお、下記の1~4は表彰の審査要件項目です。

1. 担い手づくり・支援を軸とした地域農業振興と安全・安心な農畜産物の提供の取り組みと成果

 地域農業振興については、耕畜連携による「環境保全農業」の方針を提案し、環境に優しい安全安心な農産物の生産・提供に向けた取り組み等県内JAの中では最も早い段階から実践している。特に、環境保全米運動を組合員へ提案し理解を得、平成20年度には全面積の約90%、8,300haで作付した環境保全米573,750俵を全国で販売するまで拡大する等、組合員のJAへの結集力には目を見張るものがあり、他のJAと比較し優れていると評価している。

2. 安心して暮らせる豊かな地域社会の実現と地域への貢献の取り組みと成果

 農村女性の労働力確保、老後を安心して暮らせる地域社会づくりを目指し、県内JAでは最初となるデイサービスセンターを平成17年度に開所し、訪問介護事業とともに通所介護事業を実施する等、地域社会づくりへの貢献に向けた取り組みの決断力と実行力は優れているものと評価している。

3. 組合員加入の促進と組合員組織の活性化など組織・事業基盤づくりの取り組みと成果

 組合員のJA運営参画として、総代会の開催に向け、管内8地区での総代・集落実行組合長を対象とした総代会議案説明会、管内296集落・234会場の集落座談会での議案説明会、女性組織を対象とした総代会議案説明会を開催し、各層からの意見を聴取しJA運営に反映させている。

4. 新たな事業方式の確立等競争力ある事業の展開と万全な経営の確立に向けた取り組みと成果

 職員の育成・人材確保の取り組みとして、平成18年度に従来の「能力主義人事制度」から新たな業績成果及び組織への貢献度を重視した「職能貢献主義人事制度」へ県域モデルJAとして完全移行している。また、人事労務基本方針に基づき、階層別の職員教育と事業別の職員教育を体系化し取り組むとともに、資格認証取得を励行し、職員全体の68%の認証取得率となっている。

 ※上記の内容は推薦書から一部を抜粋したものであり、数値については平成20年度実績を基準にしています。


  • 表彰状

    表彰看板 記念品:七宝花瓶

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